Facilities

聴覚障害者の通所施設
「あいらぶ工房」

聴覚障害者の通所施設あいらぶ工房

I LOVE KOBO

手話関係者や地域の人々が
「手話で集うみんなのオアシス」

聴覚障害者の通所施設「あいらぶ工房」は、2007年4月、大阪市港区に開所しました。 聴覚障害者、特に重複聴覚障害者のご家族の「ろう学校を卒業しても働く場がない!」「学校で培った力を伸ばす場所がない!」「卒業後もコミュニケーションが保障された聴覚障害者の集団がほしい!」という切実な願いに対し、大阪聴力障害者協会をはじめ、ろう学校関係者、手話サークル、手話通訳者等、多くの団体が力を集結させ、施設建設運動に取り組み、念願のあいらぶ工房が設立されました。 大阪市内で唯一、聴覚障害者の通所施設として開所し、大阪市内を始め大阪府下から利用されています。

なかまたちは「仕事をがんばりたい、訓練を受けて就職したい、手話でコミュニケーションをとりながら楽しく暮らしたい…」という思いを持ちながら、日中活動としてパン・クッキーの製造・販売や軽作業、余暇活動に取り組んでいます。
あいらぶ工房は、聴覚障害者の大切なコミュニケーションである「手話」を通して、なかまやご家族の願いを共有し、そして手話関係者や地域の人々が「手話で集うみんなのオアシス」であり続けるために、毎日がんばっています。

Business

事業内容

  • 生活介護事業

    身体及び食事の支援、生産活動又は創作的活動の機会の提供、日常生活能力の維持・向上のため支援、生活相談、健康管理などを行います。

    【利用定員】20名
    【配置職員】生活支援員・看護職員・医師

  • 共同生活援助事業(あいらぶホーム)

    暮らしの場を提供し、身体及び食事の支援・健康管理・金銭管理・余暇活動・相談・夜間の支援等、日常生活に必要な支援を行います。

    【利用定員】6名(第1ホーム:男性4名)(第2ホーム:女性2名)
    【配置職員】世話人・生活支援員・夜間支援員

  • 就労継続支援B型事業

    継続して、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の活動の機会を通じて、その知識及び能力の向上のための必要な訓練、求職活動、職場定着支援、生活相談、健康管理等を行います。

    【利用定員】20名
    【配置職員】職業指導員・就労支援員・生活支援員・目標工賃達成指導員

Features

あいらぶ工房の特徴

  • パン班
    (就労継続支援B型)

    事業所内にベーカリーカフェがあり、平日の10時から16時、地域のみなさんにご利用いただいています。また、港区内の福祉施設や医療機関・企業・大阪市内のろう学校・聴覚障害者団体・手話サークル等いろいろな場所で出張販売を行っています。

  • ほほえみ班
    (就労継続支援B型)

    毎日複数の作業を並行して行っています。検品・組み立て・封入・封緘等、さまざまな作業を行っています。作業ごとに流れを作り、みんなで連携しながら、毎日たくさんの作業をこなせるようにがんばっています。一般就労を目指して、就労支援も行っています。

  • サンライズ班
    (生活介護)

    自分のペースを大切にしながら作業に取り組んでいます。 手話でおしゃべりしたり、外出したりと、楽しめる時間も設けています。
    朝礼では、みんなで「今日のニュース」を話したり、ゲームをしたりしています。

  • ひまわり班
    (生活介護)

    自分の持っている力や障害にあわせて作業を進めています。散歩やレクリエーション・運動・創作活動・クッキングなど、作業以外の時間もたくさん取り入れています。毎日たくさんのボランティアの方々にご協力いただいています。

日々の様子

  • 作業の様子

    各作業は、利用される方のご希望と障害などを考慮し、適切な作業の提供に努めます。

  • 余暇活動について

    なかま(利用者)の自治会「あいらぶフレンズ会」では、毎年選挙で役員を選び、自治活動に取り組んでいます。毎週金曜日に行う情報提供の時間「週末の会」や各行事での司会進行を行ったり、掃除やコーヒータイムの当番を決めたりしています。毎月の役員会議で意見を出し合い、相談しています。
    年に1回、施設に対して「要望書」の取り組みも行っています。

  • 送迎について

    あいらぶ工房では送迎を行っています。
    ・港区、大正区(近隣区内)
    ・谷町四丁目、京橋、森ノ宮、下味原(鶴橋)、上本町、天王寺
    ご利用(時間、場所等)については、お問い合わせください。

Facilities

施設概要

設計のポイントは、「なかま(利用者)に、自然に、街に」なじむこと。
聴覚障害の特性を考慮し、できる限り壁を取り除きガラス扉を活用することで、隣室にいても存在感、安心感を感じられる設計となっています。
さらに、南からの陽光や涼風が各室に行き渡り、デッキスペースは1年を通じて季節を感じられる心地よい憩いの場となっています。
設備面では、断熱、通風、採光をとることによって、照明、エアコン等、消費エネルギーを抑え、
オール電化による快適と安全、ローコストを追求しています。
ベーカリーカフェや多目的室は、地域一体利用の場となり、楽しく生産、交流ができる施設です。

施設概要
多機能型障害福祉サービス事業所「あいらぶ工房」
施設の種別
生活介護・就労継続支援B型・共同生活援助
開所年月日
2007年(平成19年)4月1日
建物・規模
鉄筋コンクリート造3階建
■敷地面積 846.91㎡
■建築面積 543.89㎡
■延床面積 1262.89㎡
利用対象者
18歳以上で、高等学校等を卒業した方、または在宅の方
障害者手帳(聴覚障害)を交付されている方、または聞こえに困難をもち療育手帳を交付されている方
障害福祉サービス受給者証を交付されている方

障害福祉サービス受給者証をもっていない人は…
区役所、市役所へ行き申請してください。
はじめに、ご自宅等で認定調査を受ける必要があります。
認定調査申請書の「手話通訳が必要」の欄は必ず記入してください。
また、相談支援事業所による「サービス等利用計画」の作成が必要です。
受給者証が発行されるまで、時間がかかることがあります。
生活介護事業
障害支援区分3以上(50歳以上の方は区分2以上)
利用期間の定めなし
就労継続支援B型事業
障害支援区分の定めなし
利用期間の定めなし
支援学校を卒業して利用される方は、就労移行支援事業所等による
「就労アセスメント」を受ける必要がありますので、事前に学校と相談して進めてください。

Access

施設へのアクセス

【住所】〒552-0023 大阪市港区港晴1-7-4
【TEL】 06-4395-7588 【FAX】06-4395-7589

1. 地下鉄中央線 朝潮橋駅からお越しの場合 
…徒歩約700m
  1. 地下鉄中央線「朝潮橋」駅、西改札を出てください。
  2. 4番出口から陸橋を渡り、地上へ下りて、みなと通を大阪港方面に直進してください。
  3. 歩道橋2つ目、喫茶アゼリアのある交差点を左に曲がってください。
  4. 正面にあいらぶ工房ベーカリーカフェが見えます。港晴小学校の隣です。
2. 大阪市営バス 港晴バス停からお越しの場合 
…徒歩約140m/…徒歩約280m
  1. 喫茶アゼリアのある交差点を右に曲がってください。
  2. 正面にあいらぶ工房ベーカリーカフェが見えます。港晴小学校の隣です。
3. 自動車 阪神高速4号湾岸線からお越しの場合 
…自動車約800m
  1. 天保山出口を出て、次の中央体育館北交差点を右折してください。
  2. 次の八幡屋交差点を右折してください。
  3. 次の喫茶アゼリアのある交差点を左に曲がってください。
  4. 正面にあいらぶ工房ベーカリーカフェが見えます。港晴小学校の隣です。
4. 自動車 阪神高速5号湾岸線・16号大阪東線からお越しの方 
…自動車約550m
  1. 天保山出口を出て、みなと通りに合流してください。
  2. 信号4つ目、歩道橋のある交差点を右に曲がってください。
  3. 正面にあいらぶ工房ベーカリーカフェが見えます。港晴小学校の隣です。

採用情報

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FAX 06-4395-7589